KATO車両カタログ〜旧型客車〜

ここでは私の所有している旧型客車についての説明・製品の写真を紹介します。



60系鋼体化客車

 1947年に八高線で起きた脱線転覆事故により、それまで客車全体の6割を占めていた木造客車の脆弱さが浮き彫りになった。そこで従来の木造客車を鋼体化改造することによって生まれたのが60系客車である。60系は普通座席車が大半である。                                        
        
        
オハニ36形客荷合造客車


 この客車は普通列車用の客車が大半を占める60系客車の中でも当初から特急列車などの優等列車に使用する目的で改造されたため、半室3等車は当時最新鋭のスハ43系に準じた造りとなっている。改造当初はオハニ63を名乗っていたが、当時装備していたTR11台車が優等列車に適さないため、TR52A台車に交換した。それと同時に形式変更してオハニ36になったのである。この客車は実際に当時登場したばかりの「あさかぜ」や「かもめ」の編成に使用され、晩年は山陰線の普通客車列車に連結して1986年まで活躍した。現在、JR東日本高崎支社と大井川鉄道に可動状態で保存されている。私はKATOが2005年に発売したオハニ36ブルーを1両所有している。                   
品番
品名 形式名 所有両数
5077−1 オハニ36 ブルー オハニ36 27
1.3位側:
2.4位側:
1.2位側:
3.4位側:
ドア:
客室側 荷室側
その他:
ナンバー:
所属:
台車:
換算:
パッケージ表:
パッケージ裏:



スハ43系急行形客車

 1951年に登場した急行列車用の客車で、オハ35系の改良型としてそれまでの客車と比べて居住性が大幅に改善された。登場時は特急列車にも使用されたことがあり、その後長らく急行列車として運用され、晩年は普通列車で使用された。現在も可動状態の客車が数多く残存している。私は、スハ43形ブルーを7両、スハフ42形ブルー、オハ47形ブルーをそれぞれ3両所有している。       
          
          
スハ43形急行形客車

 0番台、北海道向けの700番台を合わせて715両が製造された。後年電気暖房付きに改造されたものは元番号+2000となった。一部は10系客車の製造のために台車を履き替えており、オハ47系に形式変更された。         
品番
品名 形式名 所有両数
5133−2 スハ43 ブルー スハ43 2243
1.3位側:
2.4位側:
1.2位側:
3.4位側:
ドア:
その他:













ナンバー:
所属:
台車:
換算:
パッケージ表:
パッケージ裏:何も書かれていない。
          
          
オハ47形急行形客車

 スハ43から台車を履き替えて形式変更されたもので、328両が改造された。オハ47はスハ43に比べて乗り心地が悪くなった。一部は電気暖房付きに改造され、元番号+2000となった。またスハ43系の保存客車の中で最も多く在籍している。中には元々装備していた台車に再度履き替えてスハ43に形式が戻る車両も存在した。                                        
品番
品名 形式名 所有両数
5135−2 オハ47 ブルー オハ47 2220
1.3位側:
2.4位側:
1.2位側:
3.4位側:
ドア:
その他:













ナンバー:
所属:
台車:
換算:
パッケージ表:
パッケージ裏:何も書かれていない。
          
         
スハフ42形急行形客車

 スハ43の緩急車版として335両が製造された。設備などはスハ43と同じである。この客車は車掌室が出入り台の外にあり、監視窓も付いている。後年、一部が電気暖房付きに改造され、元番号+2000となった。現在も数両が可動状態で保存されている。                                   
品番
品名 形式名 所有両数
5234−2 スハフ42 ブルー スハフ42 2259
1.3位側:
2.4位側:
1.2位側:
3.4位側:
ドア:
その他:














ナンバー:
所属:
台車:
換算:
パッケージ表:
パッケージ裏:



                  説明文の参考文献:KATO総合カタログ2004
                               フリー百科事典ウィキペディア



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